こんにちは、ほのぼのくらすです。
新年度が始まって、あっという間に約1ヶ月。ゴールデンウィークも終わり、疲れが出てくる時期かと思います。体調に気をつけて過ごしたいですね。
さて、今回は言語聴覚療法でよく取り入れているままごと遊びについてお話しします。ほのぼのくらすのみんなが大好きなままごと遊び。実はことばの学習やコミュニケーションの練習にぴったりな遊びの一つです。
ままごと遊びをすると子どもたちは、野菜を切ったり、お皿に盛りつけたり、食べるまねをしたりと自由にのびのびと遊んでくれます。
その際、子どもの動きに合わせて「トマトとんとん」「じょきじょき、切れたね」「ジュージュー、焼けたかな~」のように声掛けをしています。そうすることで動作とことばの結びつきが強まります。
また、「にんじんはどれかな?」「これはなに?」「りんご、パクパク」などことばの発達段階に応じて単語の理解や文の表出を促しています。さらに「これ食べていいですか~?」「おいしいね!」など対人意識を高め、より円滑なコミュニケーションに繋がるような関りも行っています。
放デイの子どもたちはお友だち同士で「なにが食べたいですか?」「ポテトもありますよ」「今作ってるので待ってください~」など役になりきって楽しんでいます。
ただ遊んでいるように見えるままごと遊びですが、ことばを育む要素がたくさん詰まっています。ぜひ、ご家庭でもままごと遊びを楽しんでみてください♩